「プロジェクトの中心に何を置いたかというと、“物語”なんです。古今東西の物語を研究し、そこから抽出した型をベースにしたシステムを作ろうとしました。」と太田さん。 世界中の物語はせいぜい20程度の型しか存在しないそうです。ちなみにその型のひとつの「シンデレラ」型は、世界中で何百バージョンもあり、日本の信濃川流域だけでも60〜100バージョンもあるとのこと。そうした20個の型をシステム開発に取り入れようとしたのです。
身振り手振りをまじえ、じっくり説明してくださった太田さん