吉田: さて、柏崎さんのお話がひと息ついたところで、僕たちはシーズ・ラボさんの社内にある、Pad製品を開発している部屋に案内してもらいました。
川原:開発ルームには女性も男性もたくさんいらっしゃって、みなさん楽しそうな画面を前にお仕事をされていましたね。まず初めに紹介してもらったのはIPコンソーシアムがつくった「地域情報システム」でした。
吉田:これは、千葉先生のお話にも出ていたような、地域の情報がPad化された状態でアーカイブされているもの。もう開発されていたんですね!研究室で見たPadに比べるとグラフィックの部分が洗練されていて、「これが本当にPadで作られたのか!?」と思ってしまう程でした。
川原: そうそう、「Padはグレーの四角いもの」と思っていたら大間違いでした。色もカラフルで、地域情報が視覚的に分かりやすくなっていた。あと、文字情報に加えて写真や図がたくさん使われている町の地図案内などもあって、迷わずに知りたい情報までたどり着けそうなデザインだった!
吉田:次にMagicCube+(マジックキューブ)を見せてもらいました。シーズラボさんが今おもに制作しているものがこのマジックキューブだそうです。
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