川原:IPの基本を教えていただいた後、授業で実際に生徒さんの作った「もぐら叩き」ゲームを見せていただきました。一見複雑そうにみえても、Padの組み合わせでゲームができているんですね。色々なデザインがあってびっくり。私たちが学校の授業の課題をつくっても、みんな似たようなものしかできないのに、なぜかしら?と不思議に思いました。
吉田:プログラミング言語を使用した場合はソースコードを書いて「作る」という作業に力を注ぎ、まずプログラムが動く事が最重要だったのに対して、IPを使うと、直感でパッドを構成していけるので、プログラミングに注ぐ力は少なくてすむ。その分の余力を生かしてデザインに手を加えられるんだね。
川原:これなら私もゲームを作ってみたいなぁと思いました。楽しそうですよね!
吉田:次に野口先生が見せてくれたのは、「お茶くみロボット」。机の横からレゴでできた赤くて四角い箱を持ってきて・・・。これはロボットを動かすプログラムがPadでできているんですね。
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