【教育現場で、IP入門!】  
夏なのにストーブが!
さすが高専、工具がずらり
引越の最中の教室。段ボールに入ったコンピュータ山が・・・
 ふたりの最初の取材先は、釧路にある釧路工業高等専門学校。お話を伺ったのは、プログラミングの授業にいち早くIPを取り入れた先駆者、野口孝文先生です。ここでは、実際に使われている教材で、IntelligentPadの基礎を教えていただきました。さらに、釧路高専の生徒さんたちのPadを使った作品や、ユーモアとアイディアにあふれる野口先生オリジナル作品を見せてもらいながら、Padの魅力を実感しました。





川原: 初めての取材で緊張しましたが、案内された校内は引越しの最中で、パソコンの入ったダンボールが山積み。廊下を歩くとぱっと電気がついたり、お話を伺った研究室には電気コードや色んな配線が机の上やマシンの間を這っていたり、「さすが工業の学校、なんだか面白そう!」と、はやくも興味津々でした。それに加えてもっと驚いたのは、夏にもかかわらず足元に電気ストーブがあったこと!やっぱり釧路は寒かった〜。
吉田:僕はこの取材の話があるまでは、IntelligentPadという言葉すら知らなかったんです。しかもプログラミングはあまり得意ではなく、ちょっと不安もあったけど、最初に取材にうかがった野口先生のお話が分かりやすくて、IPという世界にスムーズに入っていけました。野口先生のおかげで、IPと、すごくいい出会いができたと思います。
川原: 野口先生は気さくな方で、人が考えつかない面白いアイディアをたくさん持っている人でしたよね。なにより、言葉のひとつひとつに、IPへの愛情がにじみ出ているようでしたね(笑)。
 
野口「IPは部品ありき。ユーザーは段階を踏みながら、プログラムの拡張や訂正ができます。」