システムインテグレーター |
ライセンス管理プラットフォームを用いた アプリケーションの開発 ライセンス管理プラットフォームはシステムインテグレータに対しても多くのビジネスチャンスを提供する。具体的にはメディアコンテナと決済システムの開発は、各ブローカーにまかされているため、ブローカーのニーズに適したシステムの構築が大きなビジネスチャンスとなりうる。 ライセンス管理プラットフォームの核となるのは、セキュアなライセンス管理データベースシステムであると言える。このデータベースには、許諾情報や利用情報が格納される。メディアコンテナと呼ぶ特殊なパッドは、コンテンツを暗号化して格納すると共に、実行時にはライセンス管理データベースにアクセスし、実行の許諾がなされているかをチェックし、必要に応じて課金情報をデータベースに書込む。 一方、ブローカー(決済機関)が用意する課金モジュールは、ユーザのクライアントマシンにインストールされると、メディアコンテナからの課金要求に対して応答したり、コンテンツの利用統計情報を収集し、その情報をブローカーのサーバーに特定のタイミングで伝送する。この情報はコンテンツプロバイダへの分配時に用いられる。 このようなシステムの中で開発の必要があるのは主に次の2つである。
メディアコンテナと決済システムの開発に必要なライセンス管理プラットフォームのAPIは今後公開予定であり、システムインテグレータはAPI等の情報に基づき独自にこれらのシステムを開発することができる。特に、各システムインテグレータの持つ下記のような要素技術は、本システムの構築に不可欠であり、またその技術の優劣が大きな差別化の要因となる。
■ コンテンツプロバイダ ■ ブローカー ■ ユーザ |