MagicCube+のSample Case  
4サイクルエンジンの機構と動作のムービー
[ムービー中でもクリックで各パーツを
詳細に確認できる]
 
【解説】
MagicCube+を用いたコンテンツのサンプルの一つ。膨大な数の部品からなり、複雑に動作する自動車エンジンの機構が、一連のアニメーションで一目で理解できるもの。複雑なメカニズムであるほど、3次元の中でユーザが自由に操作できるMagicCube+の伝達力は非常に大きい。


【Engineer's voice】
エンジンの動作を見せるものですが、通常のムービーと違って部品をクリックして詳しく見たり、ムービーを逆に回したりすることもできます。ほら、止めても逆に回してもナレーションや音楽はそのままですよね。MagicCube+では音声も部品の一つなので、このばあいはタイミングで流れるようになっています。だからナレーションの差し替えなども簡単ですね。


[MagicCube+の人体構造モデル]


柏崎 MagicCube+が有効に使われる分野では、製品プレゼンテーションがありますね。製造系では動画で3DのCGアニメーションのムービーがよくありますが、MagicCube+では同じようにCADを材料にした精密な3Dのムービーがつくれて、さらにすべてがボックスであることからCGにはまねできない特長があります。
ひとつはリアルタイムにレンダリングして画面をつくっているため、インタラクティブ性があるムービーがつくることができる、ということですね。映画のように見るだけのCGとは違い、ムービーの途中で止めたり、よく見たい部分を拡大したりと自由にユーザが映像を動かすことができます。
また、新製品の紹介では、試作品の仕様が変更することが頻繁ですね。外装部品が一つでも変わるとCGではすべてレンダリングのし直しになってしまって、修正と時間のコストが掛かりますが、すべてボックス単位のMagicCube+では、部品の差し替えなどではそれこそ20分くらいで修正が可能です。
小町 実際に今はまだ見ていただけないのが残念ですが、道内のある有名企業が発売予定の製品のPRにも採用されています。それには試作品段階から早いPRができるということも評価の一つになりましたね。
 
[走行する車からエンジンを拡大するムービー]




柏崎 最初にムービーを提供するときに、実はCGの金額の相場はよく分からなかったのです。提示した金額をみた先方は、本当にこれで大丈夫ですかって、相当驚かれていましたね(笑)。
私たちはムービーの時間の長さではコストを考えないのです。どのくらいの複雑さがあるかがコスト算定の対象となるのですね。複雑さによりますが20分ほどの長さではCGの値段の数分の一ということもありえます。
 



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