第二回パッドコンテスト アイデア部門応募作品


作品名

プログラマブルリモコン

応募者: 鈴鹿 豊明


  応募作品の概要:

 最近ではノートパソコンにIrDAが標準的に搭載されるようになりました。これを有効利用するパッドウェア=プログラマブルリモコンです。

○利用者
 AV機器や、エアコン、照明器具などのリモコンが数多く有り、その煩雑さ、使い勝手の悪さに悩まされている人です。

○概要
 リモコンのボタン一つ一つがパッドの1枚になります。つまり、そのボタンを押すことにより、ノートパソコンのIrDAより機器添付リモコンと同等の信号が発せられます。

・利用パターンによる使いやすいボタンレイアウト
 AV機器は同時に使用する組み合わせがパターン化してだいたい決まっています。
     例1)  LD再生:TV、 LDプレーヤ、アンプ、サラウンド
          プロセッサ、スーパーウーファなど

     例2)  CD -> カセットダビング:CDプレーヤ、カセット
          デッキ、アンプなど

 そこで、例えばフォルダパッドのようなページ管理のできるパッドを利用して、ページごとにこれらの組み合わせを構成します。パッドなのでボタンのレイアウトは自由自在となり、非常に使い勝手の良いリモコンをエンドユーザ自信で作成できるわけです。

・マクロボタン
 例えば、上記の例の組み合わせ機器の電源をボタン一つで入れたり、ダビングのときにはCDプレーヤとカセットデッキを同時にスタートさせたりすることができます。
 マクロボタンの作り方は、マクロ定義用のパッドに、組み合わせたいボタンを貼り合わせるだけです。
 タイムラグの設定もできるようにしておけば、電源を入れてカセットのプレイボタンを押すというマクロボタンを定義することも可能です。

・学習パッド
 ボタンに信号を覚えさせるパッドです。これを用いて手持ちのリモコンをパッド化できます。

・ボタンの流通
 パッドで実現したリモコンならではの機能として、ボタンの流通が有ります。学習パッドで一つ一つのリモコンの一つ一つのボタンを作成するのは意外と
手間がかかることが予想されます。「パッド学習リモコンユーザコミュニティ」ができれば各ユーザは少しの労力で多くの機器用のボタンを手に入れることができます。
 コミュニティが大きくなれば、メーカが機器の梱包の中にリモコンパッドを収めたフロッピーを同梱するするようになるかも?

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