議論の場と開発グループへの参加 |
そこで、皆さんが自由に議論ができる場をweb上に設けました。 「公開システムの議論の場」では、リファレンスシステムのあるべき姿や「Hijiri」について議論します。 「開発グループの議論の場」では、開発の方向性、実現方法、互換性等について議論します。 是非ご参加ください。 議論の場には、各詳細のリンクよりアクセスできます。 1.議論の場への参加 |
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議論の場 | |||
(1)公開システム(詳細後述)の議論の場 | |||
(a) | 公開システムの議論の場では、公開システム全般の議論を行います。 | ||
(b) | 議論の場の議論を受けて、開発グループがエンハンスの実現方法、互換性等を検討し、実際のエンハンスを行います。 | ||
(C) | 開発グループメンバーは、議論の場にも是非参加してください。 | ||
(2)共通事項 | |||
(a) | 各々の場には誰でも参加できます。ただし発言するには事前登録が必要です。発言するにあたっては個人でお願いします。参加資格は問いません。この時、お名前とメールアドレスを公開して戴きます。 | ||
(b) | 各々の場に参加するにあたって、事前にそれぞれの参加条件を確認・了解して戴きます。参加条件の内容に同意できない場合は、参加は御遠慮下さい。 | ||
(C) | 各々の場における参加状況が、その場に相応しくないとIPCが判断した場合には、その程度に応じて、警告、発言削除または参加停止の処置を施すことがありますので、予めご了承ください。 | ||
(d) | 議論の場で議論された内容は、公知の事実として扱います。 | ||
2.開発グループへの参加 | |||
リファレンスシステム開発グループ参加条件 |
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(a) | 個人の資格で参加して戴きます。 | ||
(b) | 事前登録にあたってお知らせ戴いた個人情報は、IPC事務局および企画室内で のみ取り扱い、それ以外のところに出すことはありません。 | ||
(C) | 氏名とメールアドレスは、議論の場の中で公開いたしますが、それ以外の場所で公開することはありません。 | ||
(d) | 登録するメールアドレスに、フリーメールサービスのメールアドレスは登録できません。 | ||
(e) | 開発作業を行う上で必要な開発ツールは各人で御用意ください。 | ||
(f) | 開発グループ内における、開発の方向性、実現方法、互換性等の議論は公開システムの議論の場も参考にしながら、メンバー全員でネットワークを通じて行います。 | ||
(g) | 開発内容の最終決定は、コーディネータの合議によって行います。 コーディネータは、以下の通りです。 ・田中 譲(北海道大学) ・野口 孝文(釧路高等工業専門学校) ・佐藤 和洋(札幌学院大学) |
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(h) | メンバーは、コーディネーターチームの指示に従って、他の開発メンバーと協力して、自主的に作業を行ってください。 | ||
(i) | 成果物の取り扱いについては、「著作権等の取り扱い」の内容に同意して戴きます。 | ||
(j) | 開発グループ内の議論や開発作業の中で生まれた、新規技術については、IPCの判断により、次のいずれかの処置で処理します。これらの処置は、第三者が権利取得することによって、IntelligentPadの利用に制限がかかることを防ぐためのものです。 ・IPCが出願し、権利取得する。 ・開発メンバーの中の何人かが出願し、IPCに対して無償で使用を許諾する。 ・出願せずに、発表などにより公知にする。 |
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(K) | 開発グループ内で議論した内容については守秘義務を負います。 | ||
(l) | 開発において、第三者の権利を侵害しないよう調査し、第三者の権利を利用する必要がある場合には、開発グループ内にその旨を報告しなければなりません。第三者からの権利の使用許諾を受けるか否かの判断は、コーディネータチームからの提言を受けて、IPCが判断します。また開発メンバーが所有する権利についても、第三者の権利と同様に扱います。 | ||
リファレンスシステム開発作業 | |||
(1)用語 | |||
・Pad利用環境 |
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(2)公開システム IPを構成するプログラムを、以下のようにIPCが公開の場を用意いたします。 |
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(a)リファレンスシステム | |||
以下を、Padインタフェースと呼ぶ。 ・Pad間のインタフェース ・PadとPad利用環境とのインタフェース ・PadとPadサーバ環境とのインタフェース |
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これらのインタフェースにおけるコネクションを確立し、管理するための仕組みが存在する場合には、この仕組みもPadインタフェースに含むものとします。作成したPadが自由に流通し、それが何処でも同じように動作し編集できるようにするためには、これらのPadインタフェースを規定する必要があります。リファレンスシステムは、これらのPadインタフェースに従ったPadを開発するためのプログラムと、Padが動作し流通するための環境(Pad利用環境とPadサーバ環境)を実装したプログラムです。 リファレンスシステムは、Padインタフェースの仕様(Padインタフェースの使用方法とその動作の仕方)を、実装によって規定します。 リファレンスシステムのソースコードは、開発グループが管理し、公開します。代表的なOS上で動作するバイナリコードも、開発グループがIPCを通じて公開、配布します。 |
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(b)サンプル | |||
リファレンスシステムに含まれないプログラムは、サンプルとして公開します。利用者は、自らが開発したプログラムを、サンプルとしてIPCが用意する公開場に置くことができます。公開にあたっては、利用条件を明示しなければなりません。またサンプルとしての適切でないとIPCが判断した場合、公開を取り消すことがあります。 リファレンスシステムに含まれないプログラムとしては、例えば、次のようなプログラムがあります。 ・Padプログラム ・Padの開発やPad組み立てを支援するオーサリング環境 ・Padを用いたアプリケーションや適用事例 ・等々 |
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(C)リファレンス候補システム | |||
次版以降のリファレンスシステムで採用を検討しているPadインタフェースの拡張案が含まれたシステムを、リファレンス候補システムと呼びます。 リファレンス候補システムについては、仕様書またはソースコードまたはバイナリコードを公開します。 |
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(3)リファレンスシステム開発グループ | |||
リファレンスシステムの開発・保守を行うグループです。 メンバーは、コーディネータチームと開発メンバーから成ります。 |
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(a)コーディネーターチーム | |||
リファレンスシステム開発グループ内外での議論や利用者の意見を参考にして、リファレンスシステムとして採用するPadインタフェースの範囲(仕様)を決定します(事実上の標準仕様を決定することになります)。 また、グループの作業をマネージメントします。 |
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(b)開発メンバー | |||
リファレンスシステムの仕様検討、設計、開発を、他の開発メンバーと分担して 行います。「リファレンスシステム開発グループ参加条件」に同意すれば、誰でも開発メンバーになることができます。ただし、コーディネーターチームが 開発メンバーとして相応しくないと判断した人物に対して、コーディネータチームとして、当該人物の参加を停止することがあります。 | |||
(4)リファレンスシステムのバイナリコードの使用許諾条件 | |||
(a)使用の対価、免責 | |||
(ア) | 利用者は、本システムを自由に使用することができます。この時、IPCは 使用に対する対価、報告、登録等の責務を一切要求しません。 | ||
(イ) | 本システムの使用によって生じた損害、他者権利の侵害に対して、IPCは一切責任を負いません。 | ||
(ウ) | IPCは、本システムのメンテナンスを保証しません。 | ||
(b)第三者への配布・販売 | |||
(ア) | 利用者は、本システムの複製を作成し、第三者に配布または販売することができます。 | ||
(イ) | 第三者に配布または販売するために本システムの複製を作成するとき、 Padを追加するなど、本システムの構成を改変することができます。ただし、構成を改変する方法や改変する範囲については、リファレンスシステム内に記載する指示事項に従わなければなりません。 | ||
(5)リファレンスシステムのソースコードの使用許諾条件 | |||
(a)用語 | |||
本ソースコードを使って利用者が作成したシステムを、利用者作成システムと呼びます。本ソースコードを利用者が改変してシステムを作成した場合も、特に区別せず、利用者作成システムと呼びますが、ソースコードを改変せずに作成したシステムと区別する必要があるときは、「改変した利用者作成システム」と呼びます。 | |||
(b)利用者登録 | |||
本ソースコードを使用する場合には、IPCのWebサイトに掲載されている本ソースコードの使用に関する同意書兼登録申請書のページを開いて、本ソースコードの使用許諾条件に同意し、利用者としての登録するための申請手続きを行う必要があります。 | |||
(C)使用の対価、免責 | |||
(ア) | IPCは、本ソースコードおよび利用者作成IPシステムの使用に対する対価を要求しません。 | ||
(イ) | 本ソースコードおよび利用者作成IPシステムの使用によって生じた損害他者権利の侵害に対して、IPCは責任を負いません。 | ||
(ウ) | IPCは、本ソースコードのメンテナンスを保証しません。 | ||
(d)ソースコードの第三者への配布 | |||
(ア) | 本ソースコードの利用者が、利用者以外の第三者に本ソースコードを配布する場合には、当該第三者にも、使用許諾条件を遵守させなければ なりません。 | ||
(イ) | 利用者が改変したソースコードを第三者に配布する場合も、当該第三者 にも、使用許諾条件を遵守させなければなりません。 | ||
(ウ) | バイナリ互換がない利用者作成システムを販売する場合には、改変内容について、リファレンスシステム開発グループに販売開始後、半年以内に提案しなければならない。提案が行われない場合には、利用者作成システムに含まれるパッドも含め、直接・間接を問わず対価を求めてはならない。 | ||
(注)バイナリ互換とは | |||
◇ | リファレンスシステム(バイナリ)で作成したPadは、利用者作成IPシステムで正しく動作する。 | ||
◇ | 利用者作成IPシステムで作成したPadは、リファレンスシステムで動作する。 (Padや幾つかのライブライをリファレンスシステムにインストールすることによって、Padが正しく動作すればよい) |
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エンハンス作業に関わる著作権 | |||
(1) | ソース中に既にあるCopyRightの記述を変更・削除してはなりません。 | ||
(2) | ソース中に自らが加えた改変に関する個人のCopyrightの記述を追記しても構いません。 | ||
(3) | 上記以外の著作権表示に関わる権利は放棄してください。 | ||
(4) | エンハンスグループの成果物全体に対する著作権表示は、IntelligentPad Consortiumとします。 | ||
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