アプリケーションを作ってみよう - 作り方講座 1


〜〜 では、作ってみましょう 〜〜

では早速IPでカレンダーを作ってみましょう。IP体験版はお手元にありますか? 以下の手順に従っていくと、最後には皆さんの「特製カレンダー」が出来上がります。 パッドの貼りつけだけの簡単操作も、体験してみてください。 では、ここからスタートです。

circle 1.4.時計本体を作成する circle 1.5.タイマー部を作成する
circle 1.6.ラベル表示部を作成する circle 1.7.数字表示部を作成する
circle 1.8.曜日表示部を作成する
 1.4. 時計本体を作成する

時計本体は、システムが持つ日付や、時刻を取り込む機能を持っています。

時計本体の作成には、日付パッドを使います。

ここでは、時計本体を作成する操作と使用するパッドについて、以下の内容で説明します。

  • 1.4.1. 日付パッドを呼び出す
  • 1.4.2. 時計本体に使うパッド

  1.4.1. 日付パッドを呼び出す

時計本体となる日付パッドを、サイズを考慮して呼び出します。

操作方法

日付パッドを呼び出すには

1. システムツールボックスから日付パッド のボタンをクリックし、マウスポインタをデスクトップウィンドウに移動します。

マウスポインタの形状が十字(領域を選択する状態)に変わります。

2.パッドの左上隅となる位置にマウスポインタを合わせます。

3.マウスの左ボタンを押し、パッドが目的の大きさになるまでドラッグします。

4.左ボタンを離します。

デスクトップウィンドウに日付パッドが表示されます。

参照

パッドのグループ パッドリファレンスマニュアル

パッドのサイズを変更する操作 ユーザーズガイド 操作編

  1.4.2. 時計本体に使うパッド

時計本体の作成には、日付パッドを使います。

ここでは、日付パッドについて簡単に説明します。

日付パッド

日付パッドは、システムの日付、曜日、および時刻を取り込むことができるパッドです。

カレンダーでも、システムの日付や時刻を取り込むために使用します。 このパッドは、以下に示すスロットを持っています。

year

:日付(年)を保持します。

 

mon

:日付(月)を保持します。

day

:日付(日)を保持します。

 

week

:曜日を数値で保持します。

数値に対応する曜日を以下に示します。

    0:日曜日
    1:月曜日
    2:火曜日
    3:水曜日
    4:木曜日
    5:金曜日
 

6:土曜日

hour

:時刻(時)を保持します。

 

min

:時刻(分)を保持します。

 

sec

:時刻(秒)を保持します。

 

now

:現在設定されている日付(年、月、日)、曜日、時刻(時、分、秒)を最新のものと置き換え、上記のスロット(year〜secに設定します。)



日付パッド は、「now」スロットのコマンドが実行されるまで、取り込んだ日付、曜日、時刻を更新しません。「now」スロットのコマンドが実行されると、最新の日付、曜日、時刻を取り込み、year〜の各スロットに設定します。

  1.5. タイマー部を作成する

タイマー部は、カレンダーを指定した時間間隔で起動させる機能を持っています。 タイマー部の作成には、タイマーパッド数値パッドを使います。 ここでは、タイマー部を作成する操作と、使用するパッドについて、以下の内容で説明します。

  • 1.5.1. タイマー部に時間間隔を設定する
  • 1.5.2. タイマー部を貼り合わせる
  • 1.5.3. タイマー部に使うパッド

  1.5.1. タイマー部に時間間隔を設定する


時計本体を起動させる時間間隔を、タイマー部(タイマーパッド)に設定します。 時間間隔は、タイマーパッド、数値パッドを結合して設定します。

操作方法

タイマー部に時間間隔を設定するには

  1. タイマーパッドを呼び出します。
  2. タイマーパッドの上に数値パッドを呼び出します。
    →【結合】ウィンドウが表示されます。

  3. 一覧の「interval」スロットを選択し、<結合する(C)ボタンをクリックします。
    →時間間隔を設定する準備が整います。

  4. 数値パッドにマウスポインタを位置づけ、キーボードから1(時間間隔)を入力し、Enterキーを押します。
    →タイマーパッドに時間間隔(1秒)が設定されます。

  5. 数値パッドは、時間間隔を設定する役目が終わったので削除します。

参照

パッドを削除する操作 ユーザーズガイド操作編


  1.5.2. タイマー部を貼り合わせる

時計本体(日付パッド)に、タイマー部を貼り合わせます。

操作方法

タイマー部を貼り合わせるには

  1. タイマーパッドを日付パッド>の「now」スロットに結合します。
    →日付パッドの「now」スロットのコマンドが1秒間隔で実行され、つねに最新の日付、曜日、時刻がyear〜secの各スロットに設定されます。


  1.5.3. タイマー部に使うパッド


タイマー部の作成には、タイマーパッド数値パッドを使います。

ここでは、タイマーパッド数値パッドについて簡単に説明します。

タイマーパッド

タイマーパッドは、一定の時間間隔でスロットのコマンドを実行するパッドです。

このパッドは、以下に示すスロットを持っています。

interval

:秒単位の時間間隔を保持します。

タイマーパッドは、「interval」スロットに設定した時間間隔で、ほかのパッドが持つスロットのコマンドを実行します。カレンダーでは、日付パッドの「now」スロットが持つコマンドを実行します。

カレンダーに使うタイマーパッドは、「interval」スロットに時間間隔(1秒)を設定してから、日付パッドの「now」スロットに結合したので、日付パッドが最新の日付、曜日、時刻を1秒間隔で取り込むようになります。

数値パッド

数値パッドは、数値の入力や表示を行うパッドです。

このパッドは、以下に示すスロットを持っています(ここでは、アプリケーション作成時に使うスロットのみ示します)。

value

:数値を保持します。

size

:小数点以下の表示桁数を指定します。

数値パッドは、「value」スロットの内容をパッド上に表示します。

パッドに入力した値は、「value」スロットに格納します。

 

注:本講座は、IntelligentPad体験版のマニュアルセットの内容の一部を掲載しています。詳細は、当ホームページhttp://pads.kplex.co.jp/ip/trial.trial.htmlからマニュアルセットをダウンロードしてご参照下さい。


ラベル表示部を作成する
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