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Topic #1 --------------------------------------------------- ◇

・  IP体験版最新バージョンリリース ・・・Topic #1
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IntelligentPad Consortium(略称:IPC)は、IPCが開発した成果物、およびIPC会員が開発した成果物について、情報の公開とソフトウェアの配布を行っています。

このページでは、これら成果物を皆様にご紹介し、ダウンロード等による入手方法を説明します。また、今後の公開・配布の予定をお知らせします。

1.知財流通に向けた成果物を配布します(1999年11月15日提供開始)

IPCは、知財流通のための情報メディア技術の実現を目指して新技術を開発し、開発プロジェクトを実施したり会員の協力を得ることによって、Piazzaなどの新技術を実装したシステムやパッドを開発しています。この成果を、広く皆様にお使いいただき、皆様のご意見を反映することによって、より良いものにしていきたいと考えています。

成果は、逐次段階的に公開させていただきます。
今回は、「Piazza」と「IntelligentPad V4.1 体験版」、および幾つかのサンプルパッドを無償配布します。これらは、パソコンのWindows95,Windows98,WindowsNTの環境で動作します。現在無償配布の準備中ですので、実際にお使いいただけるのは、1999年11月15日以降になります。

なお、「Piazza」とサンプルパッドは、「IntelligentPad V4.1 体験版」の環境で動作しますので、必ず最初に「IntelligentPad V4.1 体験版」をインストールして下さい。

(1)Piazza
IPCの「共有空間Piazza開発プロジェクト」の成果を公開します。
Piazzaは、知財流通の共有場をパッドで実現したものです。利用者は、共有場のパッドも普通のパッドも同じように貼ったり剥がしたりできます。共有場のパッドは、インターネットを介してPiazzaサーバで管理され、複数の利用者が、同じ共有場パッドを同時に利用できます。Piazzaサーバは、どのようなパッドが共有場パッドの上に貼られたかを管理し、利用者が貼ったり剥がしたりした結果が、同じ共有場パッドを利用している他の利用者からも、全く同じ状態で見れるようにします。

  1. Piazza V1.0 (Rel.060)
  2. 利用者が、Piazzaを利用するための機能を提供します。 1999年11月30日の提供開始後は、Piazza V1.0 をここからダウンロードできます。
    Piazza V1.0をインストールするより前に、「IntelligentPad V4.1 体験版(Rel.060) -基本セット-」を必ず事前にインストールして下さい。

    Piazzaの機能は、現在もさらに強化改善を進めておりますので、さらに機能を強化したPiazzaを、適宜皆様に公開いたします。

  3. Piazzaサーバ
  4. IPCが運営しているPiazzaサーバを、皆様が自由にお使いいただけるよう、公開しています。ただし、他の利用者に迷惑を掛けないようにお使いいただくことを、お願いいたします。 IPCが運営しているPiazzaサーバに接続するための情報は、「Piazza V1.0 (Rel.060)」に設定済です。

    Piazzaは、会社、学校、会員組織、サークルなどで様々な利用の仕方があると考えられますので、色々な利用形態での適用実験を行っていただき、その結果をPiazzaの機能に反映させていく必要があります。このために、会社内や学校内などにPiazzaサーバを設置し、様々な利用方法でPiazzaを 運用していただきたいと考えております。

    Piazzaサーバを独自に設置するための機能の提供を希望される方は、IntelligentPad Consortium事務局にお問い合わせ下さい。

(2)IntelligentPad V4.1 体験版(Rel.060)
パッドを作成したり利用したりするための土台となる環境を提供するシステムです。本体験版は、Windows95、Windows98、WindowsNTの環境で動作します。本体験版は、以下の機能に分割して提供します。提供時期が異なりますのでご注意願います。

  1. IntelligentPad V4.1体験版(Rel.060) -基本セット-
  2. 基本セットには、パッドの編集操作環境を実現する機能、およびパッドを新規に開発するために必要なライブラリなどが含まれます。パッドを利用するための基本の環境ですので、最初に基本セットをインストールして下さい。なお、印刷用のマニュアル(MS-WORD文書)は含まれませんが、利用するうえで必要な情報は、ヘルプ情報で見ることができます。
    基本セットはここからダウンロードできます。

  3. QuickTimeパッド(IP V4.1体験版(Rel.060)対応)
  4. QuickTime形式の動画を再生するためのパッドです。
    QuickTimeパッドは、ここからダウンロードできます。なお、QuickTimeパッドを使用するには、アップルコンピュータ社の QuickTime4(日本語版)が必要です。QuickTime4(日本語版)は、アップルコンピュータ社のホームページからダウンロードできます。

  5. IntelligentPad V4.1体験版(Rel.060) -運用支援セット-
  6. パッドの開発を容易にするためのWizard、ネットスケープやインターネット・エクスプローラでパッドを利用するためのプラグイン機能、といった支援機能が含まれます。
    1999年11月30日の提供開始後は、運用支援セットを、ここからダウンロードできます。

  7. IntelligentPad V4.1体験版(Rel.060) -連携セット-
  8. 連携セットには、OLE2で外部アプリケーションと連携するためのパッド、シェルコマンドでシステムの動作を制御するためのパッド、ActiveXコントロールをパッドの中に組み込むためのパッド、が含まれます。
    1999年11月30日の提供開始後は、連携セットをここからダウンロードできます。

  9. IntelligentPad V4.1体験版(Rel.060) -マニュアルセット-
  10. 印刷用のマニュアル(MS-WORD文書)を提供します。
    1999年11月30日の提供開始後は、マニュアルセットをここからダウンロードできます。

(3)サンプルパッド

IntelligentPad V4.1体験版で動作するパッドのサンプルを、適宜公開します。

2.知財流通に向けた会員企業の成果を紹介します

Piazzaの考え方を用いた知財流通の試みは、会員企業においても行われています。詳細はそれぞれのWebを参照してください。
 

3.将来に向けた研究について紹介します

大学や会員企業において、IntelligentPadの考え方を土台に、将来に向けた研究を行っています。このような研究の幾つかを紹介します。

  • IntelligentBox:北海道大学
  • IntelligentBoxは、IntelligentPadの考え方を3次元に発展させたものです。
    IntelligentPadにおけるパッドは、紙のような2次元のメディア部品ですが、IntelligentBoxでは、パッドの代わりにBoxと呼ぶ3次元のメディア部品を扱い、Boxどうしをパッドと同等の仕組みで機能連携させることができます。
    詳細は、北海道大学知識メディアラボラトリのホームページを参照して下さい。


4.過去における取組みを紹介します

IntelligentPadの技術を検証し発展させるために、過去において、幾つかの試作システムの研究開発が、IPCや会員企業によって行われました。代表的なものについて紹介いたします。

  • UNIX版リファレンスシステム:IPC
  • パッド部品の機能を、モディファイアと呼ぶ機能要素の組で定義し、モディファイアの差し替えによって、パッド部品の表示属性や操作方法や処理方法のカスタマイズ性を高めようとした試作システムです。1993年11月から1994年5月に開発を行い、同年8月1日よりインターネットを通じて一般に公開しました。

  • 標準仕様版サンプルシステム:富士通株式会社
  • IPCの技術委員会で、IntelligentPadの標準仕様を作成しました。この時、標準仕様に従ったサンプルシステムを開発しました。
    サンプルシステムを開発した目的は、標準仕様にしたがって実際のシステムが作れることを実証し、実用面で問題がないことを検証するためです。1995年から開発を行い、1996年9月にIPCを通じて、会員を対象に公開しました。

  • IntelligentPad for Smalltalk デジタル工房版Version 2.0:IPC
  • IPCでは会員企業の協力の元、Smalltalk版を開発しました。1996年に開発を行い、1997年5月から会員及び一般に公開しています。



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